こんにちは。パーソナルトレーナーの川越です。
健康のために有酸素運動を行う方は多いと思いますが、どれくらいやったら良いのか、実際にどんな効果があるのかはあまり聞くことがないですよね。。
そこで今回は、健康を目的とした場合の有酸素運動についてお話させて頂きます。
まず、有酸素運動は、心肺機能を向上させることができるため、心臓病や糖尿病、高血圧などの疾患の予防や改善に役立ちます。また、有酸素運動は認知機能の向上やストレスの軽減にも効果があり、生活習慣病以外の病気や、精神的な健康状態を改善するためにも有用です。
有酸素運動のガイドラインについては、米国心臓協会などが提唱している以下のようなものがあります。
- 週に150分以上の中程度の強度の有酸素運動を行うことを目標とする。
- 1回あたりの運動時間は、最低でも10分以上を目安とする。
- 中程度の強度とは、呼吸がやや早くなり、心拍数が上昇する程度の運動を指す。
有酸素運動を行う際には、中程度の強度で行うことが大切です。過度の運動は、体に負荷をかけるため、心肺機能に悪影響を与える可能性があります。適度な運動強度であれば、身体に負担をかけすぎることなく、効果的に心肺機能を向上させることができます。
運動の強度や回数、時間などは、個人差や健康状態によって異なります。そのため、医師やトレーナーなどの専門家に相談することが大切です。健康状態や年齢によって、有酸素運動の強度や回数、時間などが異なってくるため、専門家のアドバイスを聞くことで、より効果的かつ安全な運動を行うことができます。
また、運動前後の水分補給も大切です。運動前には、十分な水分を摂取することで、体の水分バランスを整えます。運動後には、汗をかいた分の水分を補充することが必要です。
有酸素運動を始める前に、健康診断を受けることもおすすめです。健康状態によっては、有酸素運動ができない場合もあります。健康診断を受けることで、自分に合った運動方法を知ることができます。
さらに、有酸素運動だけでなく、筋力トレーニングやストレッチなども組み合わせることで、より健康的な身体を作ることができます。筋肉を鍛えることで、基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になることができます。ストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性がアップし、運動効果を高めることができます。
何をしたら良いのかわからない方は是非一度、単発利用も可能ですのでパーソナルトレーニングを受けにいらしてください!
まとめると、有酸素運動は健康に役立つ運動の1つであり、心肺機能の向上や認知機能の向上、ストレス軽減などの効果があります。有酸素運動のガイドラインとしては、週に150分以上の中程度の強度の運動を行うことが推奨されています。また、運動前の準備運動や適切な水分補給、健康診断の受診なども重要です。筋力トレーニングやストレッチなどを組み合わせることで、より健康的な身体を作ることができます。健康状態や年齢に合わせて、専門家のアドバイスを聞きながら、運動を継続していくことが大切です。
(参考文献)
- American Heart Association. (2021). Recommendations for Physical Activity in Adults and Kids. Retrieved from https://www.heart.org/en/healthy-living/fitness/fitness-basics/aha-recs-for-physical-activity-in-adults